石垣第二中学校(入嵩西義晴校長)の1年生172人が24日から26日までの3日間、石垣市内48の事業所で職場体験を行っている。
このうち、石垣市消防本部(宇根規光消防長)では同校の9人の生徒が実習。放水やロープ結索などの訓練を体験した。
本若照平君(12)は「今回の体験を通して人を助ける仕事の重要さを学びたい」と話した。
また、田盛獅朋君(13)は「みんなを守れる消防士になるためにどうすればいいか学びたい」、土井勇雅君(12)は「放水訓練が楽しかった。ホースの重さに驚いた」、大浜琉美さん(13)は「いつもは見られない訓練ができて貴重な体験だった」とそれぞれ話した。
訓練を指導した仲筋成都消防士は「消防士にとって大切なことはコミュニケーション。生徒たちは明るくハキハキとしていて消防士としてよい人材だと思う」と話した。
職場体験は、学習を通して働くことの大切さや責任感、社会の仕組みについて学ぶことなどが目的。
(石垣第二中学校実習生 入松田碧・上原翔斗・請盛千利生)