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家畜伝染病防疫学ぶ

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八重山地域特定家畜伝染病防疫演習で防護服の安全な着脱手順を確認する八重山農林水産振興センター職員ら=24日午後、同センター2階大会議室

 沖縄県農林水産部八重山農林水産振興センター(竹ノ内昭一所長)は24日午後、同センターで「八重山地域特定家畜伝染病防疫演習」を行い、同センター職員など約60人が、伝染病発見から事態収束までの流れや、防護服の着脱方法などの対応を学んだ。

 同センター家畜保健衛生課(砂川尚哉課長)の服部洋祐主任技師が▽家畜の評価▽殺処分▽農場の消毒▽埋却▽家畜や家畜車両の移動制限|などの手順を説明。続いて、伝染病発生の際に防疫ステーションを運営する同センター農業改良普及課(砂川喜信課長)が、防護服の着脱講習を実施。殺処分や清掃を担当する職員らが、実演を通して安全な着脱手順を学んだ。

 ことし9月に岐阜県で、国内では26年ぶりの豚コレラが確認され、さらに農林水産省は22日に、北京から新千歳空港に到着した旅客が持ち込もうとしていたソーセージからアフリカ豚コレラのウイルスが確認されたと発表。

 砂川課長は「隣の中国では毎日のように豚コレラが発生しており、八重山にもクルーズ船が頻繁に来ている。いつ菌が入ってくるか分からない」、竹ノ内所長は「感染の発生は災害と捉え、きょう得られた成果と課題を持ち帰り、非常時に備えてほしい」と警戒を促した。


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