20日に浦添市市民協働・男女共同参画ハーモニーセンターで開かれた第14回沖縄県高校生中国語発表会(県高校中国語教育研究会主催)に八重山商工高校(新城英人校長)から12人が出場、過去最多の7人が入賞した。仲本長尚君(情報技術科2年)が入門の部で1位、入里奈留美さん(商業科観光コース1年)が朗読の部で2位に輝いた。
2人は全国大会への出場権を得たが、商工祭の日程と重なっているため辞退。入門の部2位の波照間巧海君(情報技術科2年)と、初級の部3位の上地海春さん(商業科観光コース)が、12月8日に京都外国語大学で開かれる全国大会に出場する。
同発表会は▽漢詩▽入門▽初級▽中級▽朗読▽スピーチ―の部に分かれ▽発音▽流ちょうさ▽表現力▽内容▽暗唱—などを基準に審査され、県内9校から42人が参加18人が入賞した。
仲本君は9月から練習に取り組み、日本語には無い発音を特訓しながら、観客に伝わるようジェスチャーにも工夫。「緊張したが練習通りにできたので手応えはあった」と誇らしげ。
朗読の部の入里さんは全て暗記したほうがリラックスして表現できるとして臨んだ。「本番はとても緊張したが全力を出し切ることができた。入賞できてうれしい」と笑顔を見せた。
波照間君は、マイクの電源がオフになった状態で発表してしまったが、見事2位に。全国に向け「もっと練習を重ねて挑みたい」と意気込み、上地さんは「発音や表現を丁寧にこころがけたい。全国では他校出場者のパフォーマンスを見て勉強するのも楽しみ」と語った。
そのほかの入賞者は次の通り。
【朗読の部】
▽3位=砂川莉凛(商業科観光コース1年)
【スピーチの部】
▽2位=中川咲穂(同2年)▽塩川莉世(同)