Quantcast
Channel: 八重山毎日新聞社
Viewing all articles
Browse latest Browse all 17077

「柔軟発想や心を育んで」 幼稚園教諭等研修会

$
0
0

「質の高い認定こども園の在り方」について考える参加者たち=17日午後、石垣市健康福祉センター2階視聴覚室

 幼稚園教育の実態や課題を共有し、理解を深めようと「2018年度第2回幼稚園教諭等研修会」(石垣市主催)が17日午後、石垣市健康福祉センターで開かれ、那覇市役所こども政策課指導主事の又吉めぐみ氏が講話した。市立幼稚園、認定こども園から幼稚園教諭や保育士ら67人が参加、「質の高い認定こども園の在り方」を学んだ。

 又吉氏は、27年度から4年間で公立の全36幼稚園を認定こども園に移行する那覇市の計画について、前年度に園長を務めていた幼保連携型認定こども園かいなんこどもえん=那覇市=を例に説明した。

 職員の勤務時間帯を早番・遅番チームに分け、1週間ごとに交代する働き方、子どもの独創性を尊重し狙いに沿った遊びで知恵や力を養う取り組みを紹介。「子どもは遊びの天才。柔軟な発想や心を育んでほしい」と話した。

 さらに、教育・保育の引き継ぎや情報共有をスムーズにするため▽引き継ぎノートの活用(交換日記)▽週案の記入時間を設け職員全員で共有▽保護者と園児の育ちを確認できるドキュメンテーションの作成▽月に1度のクラス便り—などの実践を勧め、園の取り組みを評価し次年度に生かせる体制づくりも必要だとアドバイスした。

 講話を前に、かわはら幼稚園の石垣美香、あかし幼稚園の砂川雅世、両幼稚園教諭がことし7、8月に参加した研修について報告。石垣教諭は「幼児教育が変化し過渡期にあたり、一緒に情報を共有しながら乗り越えていければ」と話した。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 17077

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>