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きょうから三日攻防

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街頭でそれぞれ支持を訴える佐喜真淳氏(写真右・22日午前、真栄里の選対事務所前)と玉城デニー氏(写真左・18日午後、市役所第2駐車場前)

 【那覇】前宜野湾市長の佐喜真淳(54)=自民、公明、維新、希望推薦=と、県政与党が推す前衆院議員の玉城デニー(58)の無所属新人2氏の一騎打ちとなっている県知事選、農業生産法人有限会社会長の金城利憲(63)と前石垣市議の﨑枝純夫(63)、自民公認で会社代表の大浜一郎(56)=公明、維新推薦=の新人3氏の三つどもえとなっている県議補選は27日、三日攻防に入る。台風24号の接近に伴い、各陣営とも期日前投票に全力を傾注する。

 県知事選で佐喜真、玉城両氏は経済振興や子育て支援などで論戦を各地で展開。最大の争点となっている米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設では、佐喜真氏が直接的な言及を避けつつ「対話で解決」とし、玉城氏は阻止を貫いた翁長氏の遺志を「引き継ぐ」とするなど、違いが鮮明になっている。

 石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画については佐喜真氏が「一定の防衛力の配備は必要だと考えるが、地元の理解を十分に得た上で進めていくべきだ」、玉城氏は「住民合意もなく、地域に分断を持ち込むような自衛隊強行配備を認めない」としている。

 佐喜真氏は22日、日帰りの日程で石垣入り。同日夜の個人演説会では自民党の国会議員らが相次いでマイクを握るなどてこ入れ。佐喜真氏は730交差点での街頭演説で「政府と対立を繰り返し、話もしない状況を誰が望んでいるか。県民の生活が最優先。これを市民の大きな声として言おうではないか」と訴えた。

 玉城氏は18日から19日にかけ、与那国島、石垣島、西表島を回った。陸上自衛隊配備計画で揺れる石垣市平得大俣近くの開南交差点での街頭演説では「住民の意思を無視した強行配備を私は絶対に賛成しない」と強調、「辺野古建設反対を訴えた翁長知事の遺志をしっかり重ねて頑張っていく」と訴えた。

 両氏は26日も、各地で街頭に立ち通行人に手を振ったり、握手で支持を訴えたほか、街頭演説や決起集会で両陣営とも最後の追い込みに声を張り上げた。

 県議補選では、金城氏と﨑枝氏がセット戦術をとっていないものの玉城氏を支持している。大浜氏は佐喜真氏とセット戦を展開している。


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