本年度秋の交通安全運動の石垣市北部地区出発式が21日午後、平野公民館で北部地区各公民館の代表や八重山署、八重山地区交通安全協会など関係者ら20人余りが参加して行われ、広報パレードで地域住民や観光客に交通事故防止を呼び掛けた。また、伊原間船越漁港入り口の模擬パトカーを入れ替え、地域の交通安全や無事故を願った。
模擬パトカーは、2005年に設置され、台風などで劣化したため、やえやま環境開発㈱(赤山丈人代表取締役社長)から廃車の提供を受け、13年振りに入れ替えた。
設置式では、八重山地区交通安全協会の辻野ヒロ子会長が同社の赤山代表に感謝状を贈呈。
北部支部の新垣正義支部長は「観光スポットとしても残そうと判断した。事故を防止し、安全・安心な北部地区にしたい」と感謝。赤山代表は「車はこの模擬パトカーを見るとスピードダウンする。地域で事故がないよう願う」と話した。