古謡の源泉掘り探る 伝統の稲作文化から
【西表】人と自然が共生する西表島を目指し活動を続けるNPO法人西表島エコツーリズム協会(平良彰健会長、会員約70人)の「古謡と米作りの会」は昨年から稲作文化を学ぼうと、会員で米作りに挑戦している。西表島では田んぼを耕しながら山や海の恵みを頂く古くからの暮らしが続く。水田には水生昆虫やカエル、カニ、鳥類、イリオモテヤマネコが集い豊かな生態系が息づいている。...
View Article糸数健一氏「1人5万円給付」 副町長2人体制を検討
【与那国】8日投開票された町長選で事実上の一騎打ちを制して初当選した元議長の糸数健一氏(67)は9日午後、祖納の自宅でインタビューに応じ、「1人5万円のコロナ給付金を年内に支給したい」「役場(機能)を強化するため、可能なら副町長を2人体制にしたい」と述べ、新型コロナウイルス対策支援と行政機能の強化を打ち出した。...
View Article島の生年合同で祝福 97歳5人、85歳6人に頌状
【波照間】波照間農村集落センターでこのほど、丑年生年健進会(東金嶺肇会長)の生年合同記念式典・祝賀会が行われた。97歳の5人、85歳の6人に頌状と記念品を贈呈した。 東金嶺会長は「5月に行われる生年祝いが、新型コロナの猛威により延期、縮小せざるを得ない状況となったが、ベスマの発展に活躍した先輩方と将来のベスマを担う13歳ら若者たちが一堂に会し、お祝いできることに感謝したい」とあいさつ。...
View Article感染拡大で受検者増 「予約取れない」の声も
同社は県の受託で空港6月3日、同店7月17日にそれぞれ施設を開所。採取したPCR検体は那覇市に送り検査している。 空港は、島外への出発前や到着後に利用する人が多い。同店の利用は地元住民と一部竹富町民。2カ所とも8月に入り、市内で新型コロナウイルスの感染が急拡大していることに伴い、検査数は伸びている。...
View Article19日に実施設計入札へ 公害防止協定見直し未完了
石垣市はクリーンセンター(ごみ焼却施設)の改修に向けた実施設計入札を19日に行うことが分かった。補助率(3分の2)の高い防衛省予算を活用して設計から改修まで行い、廃プラスチック類を混焼させる予定だが、廃プラを燃やさないとする周辺3地区との公害防止協定の見直しは完了しておらず、地域からは「順番が逆だ」と反発が挙がっている。...
View Articleこども食堂へ弁当支援 イオン琉球
イオン琉球(本社・南風原町、大野惠司代表取締役社長)は、食糧支援を必要とする子どもたちを支えるため今月から来年2月までの7カ月間、毎月700食の弁当を県内の子ども食堂などに配布する。第1弾として11日、マックスバリュやいま(前仲一彦店長)で市内4施設に弁当100食を贈った。...
View Article石垣市20人、与那国3人
八重山保健所は11日、管内で新たに23人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。1日当たり20人超は5月31日発表分の25人以来で過去2番目の多さ。1週間でも過去最多の113人に迫る101人となり、感染が急拡大している。市は同日夕、不要不急の外出など移動の自粛を改めて呼び掛けた。...
View Article石垣市 相次ぐ遭難に注意喚起
登山中での遭難・事故が相次いでいることから、石垣市は12日、「登山経験の少ない人はガイドらとともに複数で行う」などと注意喚起を行った。 市によると、SNSなどで石垣島の絶景ポイントが簡単に検索できることに加え、新型コロナウイルス禍で密を避けることのできるレジャーとして登山が人気になっている。...
View Article八郵便局が休業 社員一人の陽性判明
郵便配達業務担当の社員1人の新型コロナウイルス陽性が判明したとして八重山郵便局(島仲貞克局長)は12日午後2時から業務を休止している。同日午後6時の時点で再開の目途はたっていない。 日本郵政沖縄支社によると、検査で陽性だった社員が他の社員や客と接触したかなど、八重山保健所の指導を受けながら洗い出しを行っている。局内の消毒は12日夜に行った。...
View Article新規感染過去最多 八病院、16日から診療制限 新型コロナ
新型コロナウイルス新規感染者は12日、八重山保健所管内で25人、県内で732人の確認があり、いずれも過去最多となった。40代男性の死亡例も那覇市内で確認された。県立八重山病院(篠﨑裕子院長)は同日、「病床の確保と重症者への医療体制を整えるため」として16日から診療制限を行うと発表。八重山保健所は「日中を含めた不要不急の外出や移動の自粛を」と求めている。...
View Article「『寒さの夏はオロオロ歩き』ってどういう
「『寒さの夏はオロオロ歩き』ってどういう意味?」と小6の息子に聞かれた。暑い夏がなぜ寒いのかと疑問に感じたよう。何のことかと思ったが、宮沢賢治(1896年―1933年)の詩「雨にも負けず」の一節である▼聞かれてしばし考えたが即答できず、読み返してみた。「1日に玄米4合と」「西に疲れた母あれば...
View Article「沖縄スギ」養殖開始 池田さん、収益向上に期待
石垣市八島町でヤイトハタ、シャコガイの養殖などを行っている池田元さん(73)が13日、「沖縄スギ」の養殖を八重山で初めてスタートさせた。沖縄スギは成長が早く約1年での出荷が可能であることから池田さんは「安定した漁業の確立と収益向上につながる」と期待している。...
View Article展示替えで新たに約40点 貴重な考古・染色資料
石垣市立八重山博物館(砂川栄秀館長)はこのほど常設展の考古・染色資料の展示替えを行った。考古では最近の発掘資料の成果を取り入れて復元した土器・陶磁器のほか銅製品、勾玉とビーズ、陶製の人形など、染色では女性用礼装とされたスディナ衣装や1870年代に中国から持ち帰ったとされる防寒着など貴重な資料約40点を新たに展示している。...
View Article管内、過去最多38人 県、与那国に医師派遣
八重山保健所は14日、管内で38人の新型コロナウイルス感染が確認され、累計で1003人になったと発表した。過去最多の25人を大幅に更新した。石垣市在住20人、県外2人、与那国町によると町在住16人で、町内では感染が出始めた5日以降の新規感染者は33人に急拡大。県は13日から八重山病院から医師2人、看護師1人を同町に派遣して対応に当たっている。...
View Article「観光客が多すぎる」 波照間公民館
「観光客が多すぎる」などとして波照間公民館(仲底善章館長)は15日午後、波照間航路を運営する㈲安栄観光(森田安高代表取締役社長)に対し、船内のソーシャルディスタンスを確保するよう要請した。 県内は8月31日まで緊急事態宣言だが、同公民館によると多くの観光客が来島し、島民は新型コロナウイルス感染を懸念している。島内では観光客の入店拒否、入店制限を設ける店もあるという。...
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