▽…3月11日、東日本大震災発生から7年を迎えた。発生直後から毎年開催されているチャリティーライブがことしも開かれ、最多19組の出演者が復興支援への思いを音に乗せた。上間康弘実行委員長は「音楽しかできないから」と控えめに語るが、関係者らの温かい気持ちが根っこにあるからこその継続開催。同日現在、死者1万5895人、行方不明者2539人。改めて「絆」を考える一日に。
▽…「作品には手を触れてください」。二度見してから思わず笑ってしまった。市民総合文化祭の木工品展示の注意書きだ。「いえいえ、笑いごとではないんですよ、木材によって違う質感は、触って確かめてもらわないと」と製作者の男性。なるほど。鑑賞に来た子どもたちも、木工品の質感や作りを触って確かめ大喜び。作品と鑑賞者の距離の近さも文化祭のいいところ。
▽…県予選大会出場を懸けた県学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント高学年の部決勝はタイブレークにもつれこんでも互いに決定打が出ず、勝利の女神はどちらに微笑むか緊張感漂う試合になった。結果は、荒鷲の小刻みな継投が勝敗を分けたが真喜良も気迫のこもったプレーを見せた。県大会でも全国を目指して好プレーを期待したい。