5日に石垣市内の小学校に勤務する臨時任用教諭が酒気帯び運転で逮捕されたことを受け、石垣市立小中学校長会(会長・宮良永秀八島小校長)は15日、酒を飲んだ人に運転させないことなどを盛り込んだ飲酒運転根絶宣誓書を全25校の全教職員に配布し、各校長に提出させることを決めた。
大浜信泉記念館で開かれた市立小中学校校長研修会で承認。2015年3月の小学校教諭による飲酒死亡事故を受け、八重山地区小中学校長会が決めた飲酒運転防止策と同じ内容の決議文も再確認し、宮良会長は「(飲酒運転防止策を)組織の総力を挙げて取り組み、教職員一人一人に服務規律を徹底させ、飲酒運転根絶に向けた取り組みの強化を」と呼び掛けた。
宣誓書の提出について宮良会長は「教職員一人一人が自覚しない限り、どんなに厳罰化しても対策を示してもだめだと思う。一人一人が意識を持って行動していくための第一歩にしたい」と話した。