【竹富】公益社団法人日本広告写真家協会(白鳥真太郎会長)がこのほど実施した「第9回全国学校図工・美術写真公募展」で、竹富小中学校(島仲信秀校長)の松田樹君(中3)の作品「気ばらし」が文部科学大臣賞を受賞した。またその他に同校から中学生の部に3人、小学生の部に5人が入賞した。公募展には全国38校から小学生992点、中学生2343点、合わせて3335点の応募があった。
同協会の応募作品は、図工・美術の授業でカメラを使った授業を行った小・中学校を対象に、図工・美術授業にカメラ「写して発見、深まる表現」をテーマとしたもの。
入賞の知らせに松田君は「聞いた時はうれしかった。まさかこんな賞が取れるとは思っていなかったし、どれだけすごいことなの分からなかったが、地域の人たちに褒められて、すごいことなんだと自信がついた」とうれしそうに話した。
島仲校長は「小中連携の成果だと思う。日本一の賞を取ったことをうれしく、誇りに思う」と話した。
授賞式は3月17日東京都写真美術館で行われ、入賞・入選作品はAPAアワード展覧会と併設で同美術館で展示される。
入賞・入選を果たした児童・生徒は次の通り。
〈小学生の部〉
▽奨励賞=新井結大(小5)、石垣智恵美(同)、野原小春(同)
▽入選=登野原和奏(小5)、吉澤優愛(同)
〈中学生の部〉
▽文部科学大臣賞=松田樹(中3)
▽審査員特別賞=上野虹紀(中3)
▽入選=内盛美生(中1)、野原駆(中2)