八重山地区医師会主催の健康講演会が28日午後、石垣市健康福祉センターであり、NHK「ためしてガッテン」元専任ディレクターの北折一氏(53)が「ガッテン流!ついつい健康術!」の演題で講話した。
北折氏は同番組や自身の経験などから、ダイエットについて「不可欠と思われがちな運動は挫折しやすく、痩せ始めてからでも遅くない。体のメカニズムから導き出される鉄則は、ゆっくり落とすに限る。おいしいと太らないは両立できる」と指摘。脂肪を減らす唯一のワザとして二酸化炭素の排出を挙げ、「有酸素運動が一番効果ある」とも述べた。
自身が口にしたものを種類別に丸付けする10食品群シートや、北折氏が考案したダイエット日記なども紹介した。
そしゃくや口腔(こうくう)衛生、生活改善などの重要性を強調し、「年の功より『カメ!』(かめ)の功。カメの功より『カエル!』(変える)の功。楽しみながら実践してほしい」と呼び掛けた。