▽…園芸作物の出荷が始まった。野菜集荷場では、正月の3日からゴーヤの共同選果作業を開始。インゲン、オクラ、花き類も次々に入荷し活気づいている。八重山地区営農振興センターの職員によると、ことしはレッドジンジャーなどの花き類が注目だという。生産者も増え、売上額も伸びている。八重山地区園芸協議会は、会員の生産技術のレベルアップを目指す。
▽…ソニー幼児教育支援プログラムで優秀園審査委員特別賞に選ばれたいのだ幼稚園。伊良皆恵理教諭と預かり保育担当の川平美香さんは昨年4月に赴任したばかりで、伊良皆教諭は初任者とあって「大変だった」と話す場面も。同園の吉濱徳子園長は竹富小中学校での教員時代に論文をまとめて最優秀校に選ばれており、豊富な経験で2人をしっかりサポート。今回の受賞は3人の努力のたまものだ。
▽…海に囲まれた八重山諸島には多くの観光客が来島している。国内最南端と最西端を抱える島しょ地域で災害時の観光客対応を示す観光危機管理は多様化しているのが現状という。避難は地元住民に加えてそこにいる観光客にも知らせなくてはならない。観光従事者だけが観光客と接している訳ではない、住民一人一人が担う役割が求められる。それも”おもてなし”の一つであると思う。