八重山警察署(与那嶺一文署長)は、2015年11月17日~17年11月16日までの2年間、管内で死亡事故と飲酒絡み人身事故ゼロを初めて達成。20日夕、同署で、池田克史県警本部長らが表彰した。与那嶺署長は「死亡事故ゼロは地域住民の願いであり、2年間達成は素晴らしいこと。これからも地域と連携し、3年目に向けて頑張りたい」と決意を新たにした。同2年間達成は県内では4署のみ。
同署の死亡事故ゼロ1年間達成は、1999年5月14日~2000年8月10日(1年3カ月)、11年8月25日~13年2月11日(1年5カ月)、14年5月31日~15年6月17日(1年1カ月)、15年11月17日~16年11月16日に続き5回目。
交通死亡事故は、事故発生から24時間以内の死亡がカウントされる。
八重山署はことし、関係機関や地域団体と連携し、広報啓発や交通安全対策活動を展開。▽白バイを使用した路地裏パトロール▽八重山酒造協議会と協力し飲酒運転根絶川柳ステッカーを作製ーなど独自の取り組みを実施。交通安全教室は11月末時点で288回開催した。
同署は「年末年始は慌ただしいが、安全運転に気をつけて、いい正月を迎えてほしい」と呼び掛けている。