プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)の琉球ゴールデンキングスの公式戦が来年3月24、25日に石垣市総合体育館で開催されることが決まり、27日午前、石垣市役所で記者会見が行われた。Bリーグの公式戦が離島で開催されるのは初めて。対戦相手は富山グラウジーズ。
会見には、中山義隆市長、キングスを運営する沖縄バスケットボール㈱の安永淳一取締役、キングススポンサーの㈱ユーグレナの出雲充代表取締役社長、八重山バスケットボール協会の安里整会長が出席。
中山市長は「2年ぶりにキングスが帰ってくる。大好きなキングスを石垣のブースターの力で勝利に導きたい」と話し、㈱ユーグレナの出雲代表取締役社長は「過去最大に盛り上げたい。バスケを見たことがない人たちにも足を運んでもらい、八重山の力でキングスのリーグ優勝を後押ししたい」と思いを語った。
沖縄バスケットボール㈱の安永取締役は「今回で6度目の開催。2012年の1回目の時は、石垣の人は飽きやすいから2回目はないと言われたが、逆に奮い立つ思いがあった。今は石垣の人たちがキングスを愛してくれている。熱い応援をしてくれる」と開催の理由を述べた。
キングスはbjリーグ時代の2012~16年に5年連続で同体育館で公式戦を実施。チームとしては2年ぶり、昨年、開幕したBリーグ所属後は初めての開催。
Bリーグ2年目のキングスは現在12勝5敗で西地区の首位。勝率は7割を超えている。
試合は3月24日が午後6時5分、25日が午後1時開始。チケットは12月3日から一般販売される。