日本最南端・石垣島最大の野外音楽イベント「TsunDAMI ISLAND FESTIVAL2017」(同実行委員会主催)が25日、南ぬ浜町ビーチ特設会場で開催され、市民や観光客など島内外から来場した大勢の人々が、出演したBEGINなど7組のアーティストが繰り広げる熱いステージに酔いしれた。
石垣島ならではの野外音楽イベントを目指して2014年にスタートし、今回で3回目。イベント名に三線の調律を意味する「ツンダミ」を掲げ、石垣島で音楽を楽しむことを通して、心身を整えたりハーモニーを奏でることなどがテーマ。今回は、ことし7月に供用が開始された南ぬ浜町ビーチで初めて行われた。
ステージは午後2時からスタート。SOIL&PIMP SESSIONS、宮沢和史、きいやま商店、MINMIなど全7組のアーティストのライブパフォーマンスが次々と繰り広げられ、トリを努めた石垣島出身のBEGINが登場し、ことし発売から15周年の「島人ぬ宝」などおなじみの楽曲を次々と披露すると、観客も音楽に合わせて歌ったり、リズムをとるなど体を揺らし盛り上がった。
ボーカルの比嘉栄昇さんは「まだまだ島には楽しいことがいっぱいある。これからも島と一緒に歩んでいきましょう。石垣島をどうぞよろしくお願いします」とアピールした。
会場内には出店コーナーもあり、参加客らは飲食を楽しみながら音楽イベントを満喫した。