【那覇】「島々の彩り みなに拡がる」をテーマに離島フェア2017(同実行委員会主催)が17日、沖縄セルラーパーク那覇で開幕。県内の18離島市町村などから117社が1094品目を展示販売するほか、離島食堂・離島カフェコーナーには13市町村から18店が出店し、島の味をPRしている。19日まで。
八重山3市町からは、43店舗(石垣市25、竹富町8、与那国町10)が特産品会場に出店。かまぼこや泡盛、てんぷら、石垣牛、水産加工品、黒糖、民芸品など島自慢の商品を販売。開店と同時に会場に詰めかけた県民や観光客らが、商品の説明を聞きながら買い求めていた。
市町村コーナーでは、各市町村の特産品や文化、観光スポットなどを紹介し、観光誘致を展開している。
期間中、会場では貝殻やビーチグラスなどでフォトフレームを作るワークショップや離島の映像紹介のほか、石垣市出身の「きいやま商店」、与那国町祖納青年会による「島芸能」などが特設ステージで繰り広げられる。
フェアはことしで29回目。開会式で実行委員長の外間守吉与那国町長は「多くの離島ファンの皆さまが会場へお出かけの上、島々の魅力と島人(しまんちゅ)の元気に触れ、フェアを通して島の魅力を感じ、島へ足を運んでください」とあいさつした。