5日投開票の県議選は4日、運動最終日を迎え、石垣市区に立候補している現職の砂川利勝氏(52)=自民公認、公明推薦=、新人の前津究氏(44)=社大八重山支部推薦=、新人の次呂久成崇氏(42)=社大、社民、共産推薦=の3陣営は運動員を総動員して最後の追い込みをかける。どの陣営も夕方の明るいうちに打ち上げ式を行い、集まった支持者を期日前投票に促すなど確実な得票につなげる考えだ。
一方、竹富町では同日、町内8カ所の投票所で繰り上げ投票が行われ、有権者が一足早く審判を下す。
告示以降、砂川氏は政権与党の自民、公明の政党を中心とした戦いを展開。保守一本化による楽観ムードを引き締め、票の取りこぼしがないよう取り組んでいる。打ち上げ式は大浜信泉記念館西の事務所前で午後6時から。
前津氏は市議3期10年で培ったネットワークを軸に自治労OBや退職教職員の有志の会、両親の出身地である波照間、与那国の郷友会の支援を受けて運動を展開。打ち上げ式はあさひ食堂前交差点で午後5時半から。
次呂久氏は社大、社民、共産の各政党と自治労や連合沖縄などで労組、同級生や大浜の若者らを中心とする支持グループ「NEXT6」を中心に支持拡大を図っている。打ち上げ式は真栄里の選挙事務所前で午後6時から。