竹富町内の小学5年生を対象にした「町小学校集団宿泊学習」(団長・村田良秀西表小学校校長)がこのほど、西表島の町立交流センターで行われ、町内11校から37人の児童が参加。カヌー体験や平和学習などを通して交流を深めた。
同宿泊学習は、町内の児童たちが寝食をともにすることで友情の輪を広げ、互いの島を知り、郷土について理解を深めてもらう目的で毎年実施されている。
初日は、後良川でカヌー体験が行われ、児童たちは2人一組でカヌーに乗りながらマングローブ観察などを満喫した。
2日目は忘勿石を訪れ、平和集会を実施。町社会教育指導員の西前津松市さんが「忘勿石」について講話を行った。児童たちは平和を願う詩を発表し、平和について思いを巡らせた。