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【県議選】公約実現へ3氏激突

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 6月5日投開票の県議選は27日、告示された。石垣市選挙区(定数2)には届け出順に、現職で2期目を目指す砂川利勝氏(52)=自民公認、公明推薦=、前市議で新人の前津究氏(44)=社大八重山支部推薦=、元市職員で新人の次呂久成崇氏(42)=社大、社民、共産推薦=が立候補、9日間の選挙戦に突入した。28日からは期日前投票が始まり、激しい集票合戦が展開される。

 県議選は、翁長県政を支える与党が引き続き多数を維持するか、自民などの野党が逆転するかが最大の焦点。

 石垣市区は保守系から砂川氏のみ、革新系から前津氏、次呂久氏の2人が出馬、前回選挙と逆の構図となった。革新の分裂選挙は2000年以来16年ぶり。石垣市区はこれまで保革それぞれが1議席を確保する形が続いているため、今選挙は革新系同士の戦いの様相を呈している。

 砂川陣営は「今選挙は参院選につながる。死に物狂いの戦いを」と楽観ムードの引き締めに躍起。立場に大きな違いのない前津、次呂久両氏はそれぞれ「市議3期の経験と実績。即戦力のある私を」「行政と地域活動の経験のある新戦力の私を」などと独自色を打ち出すのに懸命だ。

 告示までには3候補とも、各分野にわたる政策をまとめており、砂川氏は77項目、前津氏は42項目、次呂久氏は82項目の浸透を図る。

 3候補の陣営は立候補の届け出後、それぞれ選挙事務所前で出陣式や出発式を行い、砂川氏は「八重山を日本一元気なまちにする」、前津氏は「即戦力で課題を解決する」、次呂久氏は「行政経験と地域活動を生かす」などと第一声を放ち、選挙運動を開始した。

 期日前投票は石垣市中央運動公園野球場会議室、竹富町役場(選挙管理委員会室)、与那国町構造改善センターで午前8時半から午後8時まで行われる。市と与那国町は4日まで、4日に繰り上げ投票がある竹富町は3日まで。

 【砂川利勝】(すながわ・としかつ)。1963年9月28日生まれ。石垣市桃里(星野)。八重山農林高校、中部大学卒。県議会議員。

 【前津 究】(まえつ・きわむ)。1972年3月18日生まれ。石垣市大川。八重山高校、杏林大学卒。前石垣市議。

 【次呂久成崇】(じろく・まさたか)。1974年4月13日生まれ。石垣市大浜。八重山高校、九州産業大学卒。元石垣市職員。


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