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ボクシング殿堂入り祝福

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国際ボクシング殿堂入り記念祝賀会で3市町長の祝福を受ける具志堅用高氏(左2人目)=28日夜、パシフィックホテル那覇

 【那覇】元世界ボクシング協会(WBA)世界ライトフライ(元ジュニアフライ)級王者で2015年に国際ボクシング殿堂入りを果たした石垣市出身の具志堅用高氏の「国際ボクシング殿堂入り記念祝賀会」(同実行委主催、興南学園など共催)が28日夜、市内ホテルで開かれ、大勢の関係者らが殿堂入りを祝った。具志堅氏は同日、県庁に翁長雄志知事を表敬した後、母校の興南高校を訪れ、夢に向かって努力することの大切さを全校生徒に語り掛けた。

 具志堅氏は興南高校時代、全国総体で優勝し、1974年にプロデビュー。現役時代は「カンムリワシ」の異名をとった。76年にWBA世界ジュニアフライ級チャンピオンの座を獲得すると、79年まで世界王者として君臨し、歴代最多の13度の連続防衛を果たして日本記録を樹立。昨年6月には殿堂入りを果たした。

 中山義隆石垣市長は乾杯のあいさつで、40年前、石垣小学校を訪れた具志堅氏のサインがガリ版印刷で全校生徒に配られ、各家庭にそのサインが飾られていたエピソードを紹介し、「具志堅さんは島の誇りとなる先輩。これからもますます活躍して故郷を盛り上げてほしい」と話した。

 石垣市出身の安慶田光男副知事は「当時、毎日のように実況中継を見て応援していた。素晴らしいことだ。島の誇り」と喜んだ。

 会場に駆けつけた川満栄長竹富町長は「離島ターミナルの具志堅さんの銅像は大人気だ。八重山のPRの一翼を担っている」、外間守吉与那国町長は「島の誇りだ。タレントの具志堅さんしか知らない若い人たちに功績を知らしめるいい機会だ」とそれぞれ話した。


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