自治体の住民が参加して15分以上の運動を行った参加率を競うスポーツイベント「チャレンジデー2016」(笹川スポーツ財団主催)が5月25日に開催される。3年連続参加する石垣市は昨年、初勝利を挙げた友好都市の岩手県北上市と再戦、初参加の与那国町は島根県隠岐郡海士(あま)町との対戦が決まった。
チャレンジデーは、人口規模がほぼ同じ自治体同士が開催日の午前0時から午後9時までに、15分間以上継続して何らかの運動やスポーツをした住民の参加率を競う。対戦相手に敗れると、相手自治体の旗を庁舎に1週間掲揚するルール。
2月1日現在の人口は▽石垣市=4万9141人▽北上市=9万3660人▽与那国町=1490人▽海士町=2354人。
2014年から参加している石垣市の対戦成績は1勝1敗。2年連続の友好都市対決で勝ち越しを狙う。
石垣市チャレンジデー実行委員会(委員長・中山義隆石垣市長)の総会が20日夕、市民会館中ホールで開かれ、副委員長の漢那政弘副市長は「昨年は勝利させてもらったが、『いわて国体』を控える北上市は盛り上がっている。今年はどうなるか」と連勝に向けて警戒を強めた。
市民が参加する各種目は今月末に決定する予定。
石垣市の対戦成績は次の通り。
【2014年】
▽石垣市(人口4万8815人)参加者1万3613人(参加率27.9%)×埼玉県秩父市(同6万6857人)参加者4万5221人(参加率67.6%)
【2015年】
▽石垣市(同4万8938人)参加者2万3238人(参加率47.5%)×岩手県北上市(同9万3758人)参加者3万2169人(参加率34.3%)