【与那国】昨年8月の台風13号で屋根瓦が崩れ落ちるなど大きな被害を受けた十山御嶽の建て替えに向けた解体作業が17日、行われ、公民館役員や住民が瓦降ろしや廃材の除去作業に精を出した。建て替え工事は来週スタートする見通しで、7月24日の豊年祭は装いを新たにした御嶽で行われることになっている。
十山御嶽は島内で神事を行う中心地。近年は本殿の老朽化が進み、修復が重ねられてきた。
台風13号の後には町自治公民館十山御嶽復旧実行委員会(委員長・外間儀章西公民館長)が発足。建て替えに際しては、本殿を奥へ数㍍移動して本殿前を広く取り、奉納舞踊や神事を行いやすくする計画。総工費は約2000万円。
同町は昨年、9月の台風21号では町全体が被災しており、同実行委は「修復に向けた募金が思うように進まなかったが、ようやく目標額に達した。募金を寄せた方々に感謝したい」としている。(田頭政英通信員)