八重山農林高校(渡久山修校長)のアグリフード科2年生22人は22日午前、校内農場の水田約660平方㍍で田植え実習を行い、ひとめぼれと、もち米の苗を植え付けた。
生徒らははだしで水田に入り、くるぶし辺りまでつかりながら中腰で行う田植え作業に、時折きつそうな表情を浮かべながらも集中して取り組んだ。
同授業は、生産から加工までを行う6次産業化を実践する総合学習の一環で、この日植えた苗は7月に収穫し、みそや米粉パンなどに加工して12月に開催される農業祭で販売する。
田植えは昨年、36年ぶりに水田ができたことで復活、200㌔の稲を収穫した。