陸上男子100㍍で日本歴代2位の10秒01の記録を持つ桐生祥秀(21)が所属する東洋大学陸上部(梶原道明監督)の石垣島合宿が17日、石垣市中央運動公園陸上競技場で始まり、4月に入学予定の新入生を含む22人がトレーニングを行った。
同部は沖縄ではこれまでに何度も合宿を行っているが、石垣島は初めて。桐生と400㍍のウォルシュ・ジュリアン(19)が、同競技場で24日から始まる日本陸連短距離の合宿に加わるため、日本陸連と同じ競技場でトレーニングすることにした。
梶原監督は「シーズン前にスピードを上げるトレーニングをする。暖かい場所で選手がそれぞれ目指す動きに近づけるようなトレーニングをしたい」と話した。
五輪出場を目指す桐生については「オリンピックを狙うという気持ちはしっかりしているので、それが生活のいろんなところに現れている。いい練習ができている」と評価した。