24日の石垣島トライアスロン大会2015は、スイムが中止となり、デュアスロンに変更された。石垣島地方気象台によると同日は波浪・雷・大雨注意報が発表中で、石垣島近海では南西の風8㍍、波の高さが3㍍と予想されていた。
主催の日本トライアスロン連合(JTU)は同日午前6時までに実施検討委員会を開き、予定通り競技を行うと「選手の安全面を想定通りに構築できない」と判断。スイムを1周回750㍍に半減、バイクコースから屋良部半島などを外し、名蔵獅子森を右折する約27㌔に短縮した。
スイムについては午前7時前に再度、救護チームなどと協議し、中止を決めた。
JTUは「選手の安全を第一に考えた苦渋の決断だった。致し方なかった」と理解を求め、「来年以降の継続開催に向けて、開催時期も含め検討したい」と再考の意思を示した。