きょう8日は旧暦の12月8日のムーチー。幅5㌢、長さ12㌢程度のもちをサニン(月桃)の葉で包み、蒸したもちを仏壇や火の神に供え、邪気払いや子どもの健康を願う沖縄の行事として知られる。
石垣市石垣にある創業56年になる玉城もち屋(店主・玉城富子さん)では7日午前、ムーチー作りに大忙し。
約3000個のもちを作るといい、作業場は早朝からサニンの甘い香りに包まれていた。
沖縄は5日から「寒の入り」を迎え、2月4日の立春のころの「寒の明け」までを「寒の内」といい、この頃やって来る厳しい寒さを「ムーチービーサ」と呼んでいる。