八重山保健所では河川での遊泳やレジャーの際に感染が確認されている「レプトスピラ症」に注意するよう呼びかけている。
八重山管内では昨年19人が感染し、過去10年で最多となった。石垣島と西表島の河川や滝での遊泳、淡水エリアでの野外レジャーなどで感染したとみられている。
レプトスピラ症は、汚染された川の水を沸騰させずに飲んだり、素足で入ったりすると、傷口などからウイルスが体内に侵入して感染する。
感染すると、3~14日以内(平均10日間)に、寒けや震えを伴う39度以上の発熱、頭痛、筋肉痛などの症状が出る。重症化すると腎不全や黄だん、出血などの症状を引き起こし、死亡する場合もある。
同保健所では川や水田に入ってから突然の発熱、頭痛などの症状が出たら、すぐ医療機関で受診するよう呼びかけている。