【鳩間】第18回鳩間島音楽祭(同実行委員会主催)が3日、リニューアルされた鳩間島コミュニティーセンター前の野外ステージで開かれ、初出演のBEGINなど12組のアーティストが登場。郡内外から例年の約2倍となる約2000人(主催者発表)が詰めかけ、多彩なプログラムに酔いしれた。
ナシルや吉川忠尋&忠男、通事誠、妃弥呼、大城孝夫、加治工勇&かじくあつし、音楽祭限定のスペシャルバンドも出演し、人口わずか64人の島が音楽祭一色に染まった。
来場者が例年の約2倍になったことについて加治工勇実行委員長は「音楽祭が浸透し、人気アーティストのBEGINも出演した。開催が日曜日となったことも影響しているかもしれない」と話した。
ステージは鳩間民俗芸能保存会の「ユンタ」「ジラバ」で幕開け。鳩間小中学校児童生徒の校歌斉唱などに続き、サンバチーム「板垣グループ」や鳩間にゆかりのあるアーティストが次々と歌を披露。
スペシャルバンドにはBEGINのギタリスト・島袋優さんも加わり、ステージを盛り上げた。
会場には「カモそば」や「ヤギカレー」、近海で捕れたタコの刺し身など、鳩間ならではの飲食ブースが並び、観客は料理やビールを手にイベントを堪能した。