竹富町商工会(上勢頭保会長)は25日、南ぬ島石垣空港到着ロビー前で新商品のチャレンジショップを開いた。出店したのは西表島古見の「農家民宿マナ」(石原孝子代表)で、春ウコンを使ったスイーツなど6種類の試食とアンケートを行い、観光客から好評だった。
チャレンジショップは八重山地区商工会広域連携協議会(会長・我喜屋隆石垣市商工会長)の2014年度地域内資金循環等新事業開発検討事業で実施したもの。総事業費は約200万円。
同民宿ではウコンを使った新たな料理を提案しようとシフォンケーキやプリンを製造。ローゼルのジャムやお茶などの試食・試飲も行った。
石原代表は「ウコンは錠剤や粉末などをお酒と関係して飲む機会が多いが、お酒を飲まない女性にも受け入れられやすい新しい食品を提案したい」と意気込みを話した。
町商工会の石川雄大経営指導員は「空港内のテナントにも商品を置けるように商品開発を進め、将来的には地域の経済循環、地域振興につなげてほしい」と述べた。