昨年のヘルシーメニューコンテスト(八重山保健所主催)のおにぎり部門で入賞した4作品が20日からそろってココストア全店で販売されるのを前に、レシピを考案した高校生らが19日午後、市内でPRした。
4作品のうち、「梅しそ肉まき」と「えだまめとさけのおにぎり」は13日から先行販売しており、1日140個近くを売り上げる人気ぶり。
「梅しそ肉まき」を考案した新垣玲央菜さん(八商工2年)は「肉まきなのであったかい方が美味しい。パッケージに『温めてから食べてください』と入れてもらった」と販促にも工夫を凝らす。
20日から店頭に並ぶのは「ピラたま」と「マグロおにぎり」。「マグロおにぎり」を考案した野原未来さん(八重農2年)は「少し恥ずかしい。自分のを取って(買って)くれるか心配」と不安げ。
八重山商工高校の平山藤恵教諭は「冬休みの宿題で2年生全員にレシピを提出してもらい応募した。職員朝会で先生たちにも呼びかけて買いに行ってもらった」と、売り上げのアップに向けて教え子たちを後押しする。
おにぎりを製造するランチフーズの運営会社、仲間商店の森戸大和営業部長は「売れ行きは好調で1日140個近く売れている。通常の売れ筋商品とほぼ同じ数」と話す。