絵本を載せたキャラバンカーで全国を巡る講談社の「本とあそぼう全国訪問おはなし隊」が14日から4日間の日程で石垣市内を訪れ、子どもたちに絵本の楽しさを伝えている。
初日はブックスきょうはんやいま店前に約550冊の絵本や児童書を載せたキャラバンカーが登場。約150人の親子連れが読み聞かせや読書を楽しんだ。
息子の太陽君(9)、娘の碧海美(みなみ)ちゃん(5)と参加した吉川久美子さん(47)=登野城=は「新しい本がたくさんあり、退屈しなかった。もっとこのような機会があってもいいと思う」と感想。隊長の猪口まり子さんは「ずっと本と友達でいてほしい」と話した。
おはなし隊は読書推進事業の一環で、1999年7月にスタート。県内には2012年以来8回目の訪問。キャラバンカーは17日まで石垣市内に滞在し、小学校や幼稚園なども回る計画。