11月22日は語呂合わせで「いい夫婦の日」。例年、この日に合わせて婚姻届を出すカップルが多く、石垣市役所には午後5時までに5組が提出した。市内のホテルでは結婚式を挙げる夫婦もいた。
このうち、福井県の会社員、軍場(くさば)隼人さん(28)と吉田珠未さん(27)は同日、親族52人とともにリゾートウエディングで初来島、市役所に婚姻届を出した。「いい夫妻の日」として23日に市内で結婚パーティーを開く。
隼人さんは「一緒にいて楽。これが一番。理想は自分の親。よくしゃべり、にぎやかな家庭にしたい」、珠未さんは「今までと変わらずに仲良くしたい。子どもはいっぱい欲しい。今日は一生の思い出になる」と喜んだ。
一方、元高校球児の団体職員、羽地達洋さん(26)と彩(あやか)さん(26)夫妻=浜崎町=も市内ホテルで結婚式を挙げ、5カ月の長男、慶悟ちゃんとともに祝福された。
羽地さんは、2006年に春夏連続で甲子園に出場した八重山商工高校の元球児。2年前、彩さんと知り合い、昨年12月23日にゴールイン。7月4日に慶悟ちゃんが誕生した。彩さんが結婚式に選んだ「いい夫婦の日」は、達洋さんの誕生日。家族は二重の喜びに包まれた。
達洋さんは「いつまでも互いに素でいられるようにしたい。明るい家庭にしていきたい」、彩さんは「子だくさんで明るい家庭にしたい。しわしわになってもラブラブでいたい」と笑顔だった。