2014年度第5回全国ヴィンテージ8’Sバレーボール交流大会(日本バレーボール協会主催)は8日、市総合体育館をメーン会場に市内4カ所で予選リーグを行った。県代表として出場した八重山勢は大喜産業(50歳以上)が1勝1敗、武南興業(60歳以上)が2敗となり、予選で敗退した。50歳以上の部、60歳以上の部でそれぞれ8チームが9日の決勝トーナメントに進出した。
【大喜産業】
大喜産業は初戦でJJ千葉(千葉県)と対戦。第1セット序盤に6連続ポイント、終盤にも5連続ポイントを決められ6−21で1セットを落とすと、第2セットもペースをつかめずストレート負けとなった。
第2戦はCLASSIC ARMY(福井県)と対戦し、エースの山根治之(53)と高坂正則(53)がポイントを重ねて本来のリズムを取り戻し、セットカウント2−0で全国大会初勝利を飾った。
大喜産業の宮良信世主将(56)は「昨年に続く2度目の全国大会だが地元での初勝利はうれしい。来年は体のキレを取り戻して決勝トーナメントに進出したい」と話した。
山根選手は「この大会のために一般男子や女子チームなど多くの後輩が練習相手になってくれたので感謝。地元大会で賞状を取りたかったが来年に向けてチーム力を高めたい」と語った。
【武南興業】
60歳以上の部予選4組で出場した武南興業は初戦で川崎ヴィンテージ(神奈川県)と対戦。新田健夫主将(62)と新里武夫(63)を軸に攻撃を組み立てたがレシーブミスが目立ち、第1セットを10−21で落とした。
第2セット終盤には9連続ポイントを奪われ9−21でゲームセット。ストレート負けを喫した。続く富士山倶楽部(静岡県)戦でも波に乗れず0−2で敗れた。
新田主将は「全国大会初出場だが個人の差ではなく、チーム力の差を痛感した。来年は後輩が(60代に)上がってくるので選手をそろえて臨みたい」と意気込んだ。