日本プロバスケットボールリーグ「TAbjリーグ」に所属する琉球ゴールデンキングスの公式戦が11月17、18の両日、市総合体育館メインアリーナで行われる。今年で4シーズン連続の八重山開催となる。対戦相手は群馬クレイサンダース。八重山では過去3回6試合で無敗のキングス。今回で8連勝となるのか注目が集まる。2月の八重山開催試合では2試合で5000人超の観客がプロの迫力あるプレーに熱狂した。
キングスの運営会社である沖縄バスケットボール㈱の安永淳一取締役、冠スポンサーの㈱ユーグレナの出雲充代表取締役社長、中山義隆市長らが20日午後、市役所庁議室で会見し、平日に開催される八重山公式戦をPRした。
ハーフタイムには人気いとこユニット「きいやま商店」のライブも予定されている。今回は初めてキングスカラーの金色に塗装されたキングスカーが投入され、開催まで宣伝に奔走する。
安永氏は「八重山の皆さんに強く、かっこいいキングスを見せたい」と意気込み、平日開催について「本島でも観光に従事している人たちから平日開催を望む声も多い。学校や仕事の後に、非日常的な2時間を楽しんでほしい」と呼びかけた。
出雲氏は「八重山からプロバスケ選手を誕生させることが仕事。多くの子どもたちがプロのプレーを観戦し、練習の励みにしてもらいたい」と述べた。
中山市長は「キングスの試合はエンターテイメント性が高く、会場にいるだけでワクワクし、石垣じゃない雰囲気を味わえる。行政もバックアップしたい」と話した。
対戦相手の群馬は昨季、イースタン・カンファレンス10位だが、安永氏は「過去3度の相手と比べると強敵だ」と気を引き締めた。
チケットは㈲安栄観光、マックスバリュやいま店、ファミリーマート各店、リビングアースで販売している。