7日投票、8日開票の竹富町議選(定数12人)は告示まであと2日となった8月31日までに立候補予定者17人が固まった。出馬を検討していた西表島西部地区の新人2人は出馬を見送り、新人8人、現職8人、元職1人の計17人の争いがほぼ確定した。
九つの有人離島を抱える町の議会議員はこれまで、地域の代表者という意味合いが強く、町役場の移転問題や大型リゾート施設が参入する際の賛否以外に大きな争点はなかった。今選挙では町役場移転問題をめぐって川満栄長町長と野党系町議の対立が深刻化する中、川満町長の辞職騒動や百条委員会による「遡及(そきゅう)決裁」の追及などもあり、川満町政への賛否が大きな争点となりそうだ。
立候補予定者は次の各氏。(五十音順)
▽新博文(59)=大原=現4▽上盛政秀(59)=小浜=新▽加勢本曙(63)=白浜=新▽黒島彪(66)=大原=元2▽島仲秀憲(70)=黒島=現1▽大久研一(49)=小浜=新▽渡久山康秀(66)=上原=現1▽仲里俊一(61)=住吉=現1▽那根操(62)=祖納=新▽西大舛髙旬(66)=大原=現6▽新田長男(53)=竹富=現3▽波照間純一(64)=波照間=新▽東迎一博(65)=波照間=現1▽三盛克美(48)=上原=新▽宮良用範(63)=祖納=現2▽山盛力(62)=豊原=新▽與那國光子(66)=竹富=新