2014年度「青少年の深夜はいかい防止・未成年者飲酒防止」県民一斉行動および「第64回社会を明るくする運動」石垣市大会(市推進委員会主催)が5日午後、市民会館大ホールで開催された。大会では明るい社会の実現を呼びかける小中高校生の作文が発表されたほか、参加者が安心安全なまちづくりに決意を新たにした。
同運動は、犯罪や非行の防止と非行少年の更生について理解を深め、安心安全な地域社会を築く全国的な取り組み。
大会では、同推進委員長の中山義隆市長(漢那政弘副市長代読)が「犯罪や非行がなぜ起きるのか、いま何が求められ、私たちに何ができるのかを市民一人一人が考え行動する契機にしてほしい」とあいさつ。
法務大臣や県知事メッセージに続き、八重山署の仲村智成署長が管内の青少年犯罪の実態について話した。
それによると、管内で昨年1年間に発生した少年の喫煙や深夜はいかいなどの不良行為は1560件。前年より476件増え、その3割が中学生だった。
最後はまきら保育園のマーチングやチームヒップホップのダンス、八重山商工高校郷土芸能部の舞踊が披露された。