サッカー女子アジアカップ制覇に活躍した
日本代表「なでしこジャパン」のFW・大儀見優季選手(26)=チェルシー(イングランド)=ら6人が11日午前石垣入りし、中山義隆市長に14日までサッカーパークあかんまなどで合宿を行うことを報告した。合宿は昨年に続き2度目。
合宿には大儀見のほか、日本代表候補のDF・熊谷紗希選手(23)=リヨン(フランス)=、FW・永里亜紗乃(25)選手=ポツダム(ドイツ)、MF・田中明日菜選手(26)=フランクフルト(ドイツ)=に加え、男子の元日本代表、FW・金崎夢生(25)選手=ポルティモネンセ(ポルトガル)=、MF・梅崎司(27)選手=浦和レッズ=の計5選手が参加する。
大儀見は「石垣島の暑さや湿気の多さはヨーロッパでは味わえないので、いいトレーニングになる。自然も豊かなので、オンとオフの切り替えでリラックスできる」と話した。 熊谷選手は「全員がいつもとは違う環境だが、楽しみながらしっかりと体をつくっていきたい」、永里選手は「集中とリフレッシュの両方ができる環境なので、それぞれの目標に向けて取り組みたい」と合宿への意気込みを語った。
梅崎選手は「W杯の開催で中断しているJリーグの7月再開に向けて、いい状態で臨めるよう練習に励みたい」と述べ、金崎選手は「頑張るだけです」と一言。
中山市長は「サッカー好きの子どもたちの大きな夢につながるよう、いろんな刺激を与えてほしい。皆さんにとっても次の成果につながる合宿にしてほしい」と歓迎した。
選手らには、いしなぎ屋から石垣牛5㌔、石垣市からミネラルウオーター(2㍑)18本と花束が贈られた。 12日午後7時からは、ホテル日航八重山でスペシャルトークショーがある。入場料は大人1800円、高校生1300円、小中学生500円、小学生未満無料、3人以上のファミリーチケットは3000円。