石垣市の2022年度発注予定事業は工事72件、委託20件(いずれも4月1日現在)となっている。このうち大規模工事となるクリーンセンター(焼却施設)の基幹改良工事は第2四半期(7~9月)に発注し、36カ月の工期を予定している。
クリーンセンターは1997年11月26日の供用開始から今年で25年を迎える。老朽化で処理能力の低下した炉設備を更新して延命化を図る。22年度当初予算で事業費22億891万円を確保した。
最終処分場埋め立て地かさ上げ工事は第1四半期(4~6月)に発注し、10カ月の期間を設定する。かさ上げ工事で残余容量を回復させる。事業費は2億6523万円。
ごみ処理2施設の予算はいずれも補助率3分の2の防衛省民生安定化施設助成金を活用する予定だ。
教育分野では石垣小学校放課後児童クラブ整備事業は建築・電気とも第2四半期に発注する予定。石垣小では旧校舎解体、プール改修、外構の各工事もある。平真小、登野城小では教室増築工事が発注される。
建設分野では新栄町埋め立て地区の新設道路整備2件、新川市営住宅解体、新港地区国際埠頭屋根付き道路新築、真栄里公園テニスコート改築、旧空港跡地線歩道設置など、農林水産分野ではモズク加工場海水送水ポンプ増設、各地で畑地かんがい施設、畑地造成、配水管敷設などの工事がある。
委託事業では新川地区児童館実施設計、北部地域子育て支援施設基本設計、中央運動公園陸上競技場再整備基本設計、平久保灯台線土地評価など各業務の発注がある。