平良海馬投手を応援しようと真喜良サンウェーブ野球部の上級生8人は7月31日午後、黒島武浩コーチ宅=石垣=で日本―メキシコ戦を観戦。世界を相手に真っ向勝負を挑む先輩へ島からエールを送った。
平良投手は7―2とリードした八回裏に登板。ブルペン練習を終えマウンドへ向かうと「きたきた」と声を弾ませた。先頭打者を空振り三振に仕留めると「すごい」と拍手。3番メネセスに2点本塁打を浴びた場面では「まさか」と信じられない様子だった。祈るように見つめ、最後の打者を空振り三振に仕留めると「よっしゃー」と再びガッツポーズを掲げ全身で喜びを表現した。
平良飛雄主将(11)は「本塁打を打たれた後に三振とるのはすごい。かっこよかった」と憧れた様子。「優勝して金メダルをとってほしい」とさらなる活躍を期待した。
チームで投手を務める内原悠翔君(11)は「クイックモーションでいろんな変化球と直球を投げ分けるところがすごい。相手を抑えたときはうれしかった。自分も海馬先輩みたいに抑えられるようになりたい」と刺激を受けていた。