石垣市内で1月20日から2月2日までに3件の火災が立て続けに発生した。いずれも4日現在、出火原因は不明。石垣市消防本部は「空気が乾燥する時期なので、火の取り扱いには細心の注意を。ストーブやコンロ、たばこの消し忘れがないよう心掛けて」と呼びかけている。
1月20日午後7時15分ごろ、新川の唐真商店近くで市内の男性が倉庫として所有するプレハブ小屋が全焼した。同本部によると、小屋に電気は通っておらず、コンロもなかった。
30日午後10時30分ごろには新川の木材加工場が全焼する火災があり、2月2日午後4時50分ごろには平得の安全運転学校八重山分校北で鉄筋コンクリート平屋建ての民家が燃え、30代の男性が亡くなった。
また、2月2日午後8時30分ごろ、新川の舟蔵公園の海岸沿いで、人の手で集められたとみられるごみが何らかの原因で燃えているのを付近住民が発見。同本部が消し止めた。誰が火入れしたのか分かっていない。
八重山署が3件の火災について事件、事故両面から調査している。