【那覇】県知事杯第42回沖縄一周市郡対抗駅伝競走大会(沖縄陸上連盟主催)は最終日の3日、国頭村役場から奥武山公園までの14区間126・6㌔で行われ、八重山郡は、7時間56分19秒の8位でゴール。初日から気温の高い中、少ない選手で厳しい戦いを強いられた八重山は2日間の合計タイム17時間19分46秒で総合4位、男子の部4位、女子の部9位となった。
大会は、初日1位の島尻郡が7時間32分56秒でトップを守り切り、2日間の合計タイム16時間46分02秒で優勝を果たした。2位は国頭郡(16時間55分21秒)、3位は名護市(17時間09分20秒)だった。
最終日は、国頭村役場を午前7時に一斉にスタートし、本島を西回りに奥武山公園へひた走る前半5区60・8㌔、後半9区65・8㌔で白熱したレースを展開した。
八重山は前半、スタートの大越護が4位とまずまずの出だしとなったが19区で9位まで後退。その後、21区・下地将平で順位を7位まで上げるが勢いに乗れず10位で終えた。
後半は、12位スタートと苦戦。その後、女子区間を含む25区から28区まで一つずつ順位を上げ8位につけるが、最後は7位でゴールした。
八重山は、2日間合わせた合計タイムで総合4位と目標の総合3位には届かなかったが昨年より二つ順位を上げた。
赤嶺丈監督は「昨日から気温も高く暑い中、よく走ってくれた」と選手をたたえるとともに、「昨日、2回走の選手は暑さでかなり疲れが残っていた。女子は目標としていた1桁台を達成できた。よく頑張ってくれた」と振り返った。来年に向けては「総合3位を目指す。大学生の強化などが課題だ」と気持ちを新たにした。
最終日の成績は次の通り。
▽前半(5区間60・8㌔)=⑩八重山郡3時間37分57秒
▽後半(9区間65・8㌔)=⑦八重山郡4時間18分22秒
▽総合(14区間126・6㌔)=⑧八重山郡7時間56分19秒
▽18区(12・4㌔)=④大越護(40分34秒)▽19区(9・4㌔)=⑬仲嶺吉朗(35分31秒)▽20区(9・4㌔)=⑥東蔵盛幹斗(34分00秒)▽21区(12・7㌔)=⑦下地将平(44分58秒)▽22区(16・9㌔)=⑬小林洋(1時間2分54秒)▽23区(5・9㌔)=⑫井本留奈(25分35秒)▽24区(3・1㌔)=⑧三村芽生(12分32秒)▽25区(5・0㌔)=⑩橘芽生(22分41秒)▽26区(2・3㌔)=⑧岡田茉里那(9分00秒)▽27区(6・3㌔)=⑤平安名由莉(25分43秒)▽28区(10・1㌔)=⑤川満晃弘(37分52秒)▽29区(9・2㌔)=⑨長尾蓮(36分04秒)▽30区(12・5㌔)=⑩田原明宗(48分08秒)▽31区(11・4㌔)=⑤前本基希(40分47秒)