崎枝小学校3年の森田まるるさん(8)がこのほど、実用英語技能検定試験の3級と準2級に合格した。
10月から11月にかけて行われた第2回検定を受験。3級は、中学校卒業程度で身近な英語を理解して使用することができ、準2級は高校中級程度で、日常生活に必要な英語を理解し、使用することができるとされている。
沖縄本島出身の森田さんは2016年3月から18年3月ごろまでの2年間、インドネシアのバリ島で過ごした経験があり、日常的に英語と現地語のバリ語を話していたという。ことし4月から崎枝小に通っており、父親から受験を勧められて初挑戦、見事合格した。
森田さんは「準2級の2次試験が難しかった。何を聞かれているかは分かったが、どう答えていいか分からない部分があり、自信がなかったので合格できてうれしい。(来年行われる)第3回検定で、2級合格を目指したい」と意欲。
バリ島の学校でウミガメがプラスチックを食べて死んだ事例について聞いたことに触れ、「プラスチックをなくす環境をつくりたい」と将来の夢も語った。
同校の今伊敏郎校長は「当初は日本語の勉強の方が難しかったと聞いており、本人の努力も素晴らしかった。挑戦すればかなうといういい目標。ほかの子たちの励みになってくれれば」と期待した。