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Channel: 八重山毎日新聞社
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趣向凝らし2000人パレード

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46団体2000人余りが参加した市民大パレードで華麗な演技を披露する石垣第二中学校マーチングバンド部=4日午後、市役所通り

 第54回石垣島まつり2018(同実行委員会主催)は最終日の4日、ハイライトの市民大パレードを市役所通りで行った。46団体総勢2000人余りが新川小学校前からホテルククル前まで市役所通りを練り歩き、趣向を凝らしたパフォーマンスを繰り広げ、沿道の住民や観光客らを楽しませた。コンテストでは石垣第二中学校のマーチングが最優秀賞に選ばれた。主会場の新栄公園では、ステージライブのフィナーレを飾ったBEGINの登場で雰囲気は最高潮に達し、打ち上げ花火で平成最後のまつりを締めくくった。

 パレードは午前11時にスタートし、午後2時半ごろまで行われた。

 ボーイスカウト石垣第1団を先頭に市商工会青年部の迫力ある太鼓、登野城小学校の鼓笛隊が先導。実行委員会役員、姉妹都市などの関係者に地元の各団体が続き、それぞれの活動をPRした。

 このうち八重山建設業団体連合会は大小7台のパワーショベルを走行させ、DAPUMPの「USA」の軽快な曲に合わせてダンス。オペレーターの技術の高さを紹介、建設業の魅力をPRした。

 八重山空手道連盟は、各道場が形を演じ、子どもたちが「えい」と気合を響かせた。各地域、各団体の旗頭も勢ぞろい、石垣島まつりならではの光景が広がった。

 コンテストでは、日本トランスオーシャン航空(JTA)の業務をダンスにしたパフォーマンスが前回よりグレードアップ。笑顔弾けるダンスで沿道を魅了して優秀賞を獲得。地元のダンサーとともにサンバを踊った宮城姉妹・石垣孔雀サンバチームが優良賞に輝いた。

 審査委員長の江川義久文化協会会長は「ことしも石垣らしさいっぱいのパレードだった。審査の最大ポイントは自然にあふれる笑顔が決めてだった。来年も笑顔いっぱいのパレードになってほしい」と総評した。

 新栄公園では、6団体がバレエやタヒチアンダンスなど多彩なステージパフォーマンスを披露したほか、親善都市の岡崎市から駆け付けたグレート家康公「葵」武将隊がショーで花を添えた。

 招待アーティストによるサンデイナイトミュージックライブ2018では、「もるつオーケストラ」、「ストライクカンパニー」、「BEGIN」が次々に歌い上げ、会場は大歓声に包まれた。


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