▽…第71回新聞週間に連動した新聞配達員の少年少女を紹介する連載企画が終了した。配達員に密着取材した記者にも経験者はいるが、改めて新聞社と読者を結ぶ役割の大きさを感じた。取材では喜びや苦労話に花が咲き「配達員をやって良かった」との声にこちらもうれしさがこみ上げる。人手不足の中、下支えしている配達員は新聞社の顔。きょうも新聞、ありがとう。
▽…20日に山口県で開かれた全国産業教育フェアフラワーアレンジメントコンテストに県代表として出場した八重農ライフスキル科2年の迎里心穏さん。本番では焦りを感じながらも自分に「大丈夫」と言い聞かせ、予定よりも早く仕上げることができたという。全力を出し切ったが、惜しくも入賞に届かず、涙をのんだ迎里さんだが、ことしの経験はきっと今後に生きるはず。悔しさをバネに、来年もぜひ挑戦を。
▽…「八重山すまいつくり研究会」主催の住宅フェアが久々に復活。住まいづくりに関するあれこれを知ることができる。設計や材質、タイル、ガラスなどどれひとつとっても奥が深い。石垣三夫会長によると、夏向きに造られた沖縄伝統家屋は透湿性や換気性が秀でて高く、身体にもよい。風土に根ざした家に学ぶべき構造とのこと。目からうろこだった。