文科省が竹富町教育委員会(慶田盛安三教育長)に直接是正要求を出した件で、町の子どもに真理を教える教科書採択を求める町民の会の仲村貞子代表世話人らは19日午後、慶田盛教育長を訪ね、町教委の姿勢を支持する激励文を手渡した。
激励文では「町の教科書採択に瑕疵(かし)はない。文科省の不当な要求に屈することなく、子どもたちのために初志を貫いてほしい」としている。
仲村代表は「頑張ってください」と激励し、インターネットなどで署名8021人分が集まっていることを報告。慶田盛教育長は「皆さん一人一人の気持ちが力になっている」と礼を述べた。
また、同会では「是正要求は不当であり、直ちに撤回すべきだ」とする文科省への抗議声明を発表するとともに、4月にも「文科省の是正措置抗議撤回県集会」を那覇市内で開催する方針を示した。