石垣市内の小学校教師に理科への苦手意識を解消してもらおうとNECが23日午後、八島小学校で「ティーチャーズ・サイエンス・ラボ」を開いた。教師ら約30人が参加した。
同ラボは社会貢献事業の一環として2011年にスタート。全国各地で活動を展開している。
この日は、理科教育研究フォーラムの松延康代表が講師を務め、実験器具の管理のポイントや、実験アイデアなど紹介した。
松延代表は蒸気で満たしたアルミ缶を逆さにして水面につけ、外部の大気圧でつぶす実験などを披露、教師らも実験を体験した。
松延代表は「空き缶つぶしは外に衝撃がいかないので安全。学校でもぜひやってみてほしい」とアドバイスした。
24日には同校の4年生を対象にした科学実験教室も行われる。