2月23日告示、3月2日投開票の石垣市長選で2期目を目指す中山義隆氏(46)の後援会(東田盛正会長)は8日夕、運動の拠点となる事務所を石垣市平得の旧ゲオ店舗に構え、事務所開きを行った。東田盛会長が「後援会の役割は票を集めること。ここを拠点に動いていこう」と結束を呼びかけた。中山氏は「経済の回復基調、市民生活の向上の動きをここで止めるわけにはいかない」と決意を語った。
事務所開きには大勢の支持者が詰めかけ、弁士のあいさつに拍手と指笛で応じ、2期目の当選に一致団結して取り組むことを確認した。
全員で必勝を祈願した後、東田盛会長が「市長はトップセールスでパワフルに動き回り、国、県とのパイプをつくった」と実績を高く評価。選対本部長に就任する予定の自民党石垣市支部長の砂川利勝県議は「4年間で国、県、そして自らの力で物事を大きく前進させた。自信と誇りをもって実績を訴えよう。勝利に向けて一致団結することが大事。国境離島だからこそ保守の政治をする必要がある」と語気を強めた。
中山氏は、新空港の開港効果や安倍首相の経済政策を背景に地元経済が回復基調にあるとしたうえで「この流れを止めるわけにはいかない。前の政権に戻って立ち止まったり、バックしたりすることがあってはならない」と強調。「自公との信頼関係があったから予算もいただくことができた。政治は経済と密接に結びついている。ぜひ4年間のかじ取りを任せてもらいたい。全力で走り回る」と訴えた。
仲井真弘多知事や自民党の県選出国会議員らのメッセージも読み上げられた。
最後は、石垣市支部青年局長の箕底用一市議の音頭で、2期目の勝利に向け「頑張ろう」を三唱して気勢を上げた。