東日本大震災・福島原発事故被災者、避難者支援ネットワーク「ちむぐくる」(浦内克雄会長)の招きで、23日から石垣島を訪れていた福島県立相馬農業高校の生徒5人と引率教諭1人が28日午前、全日程を終え空路、福島へ帰った。
生徒たちは滞在期間中、県立石垣青少年の家に宿泊しながら、カンムリワシの放鳥や野鳥観察、ヨットクルーズ、シュノーケリング、八重山農林高校の生徒たちとの交流を楽しんだ。
空港には、ちむぐくるのメンバーも駆けつけ、一緒に記念写真を撮るなど別れを惜しむ姿も。
浦内会長は「ちむぐくるの事業は今回が最後となるが、皆さんに会えてとてもよかった。皆さんが福島の復興に貢献する人に成長することを期待している」とあいさつした。
同校の大久保拓海君(2年)は「シュノーケルやカンムリワシの放鳥など福島では体験できないことがとても楽しかった」と感謝の言葉を述べた。