南ぬ島石垣空港が3月7日、開港2周年を迎える。石垣市は同日午前10時から記念セレモニーを行い、八重山高校郷土芸能部が踊りを披露して、到着客を歓迎することにしている。
2014年の乗降客数は232万5230人(前年206万9027人)、観光客数は112万1622人(前年94万2964人)で、2年連続で過去最高を記録した。
観光消費額は推計で約653億円(前年約580億円)とされており、観光地や繁華街は連日にぎわいをみせている。
開港後、観光客数は順調に伸びているが、スカイマークの撤退表明に伴う航空運賃の動向が懸念材料となっている。
八重山ビジターズビューローの高嶺良晴理事長は「2年連続で過去最多を更新できたことは喜ばしいこと。今年は航空会社の撤退に伴う運賃の変動など不安材料もあるが、好調を維持するためにも誘致活動を強化していきたい」と話す。