石垣市は24日開会の3月定例市議会に新年度予算案など41件を提出する。一般会計予算案は前年度当初比13・2%増の260億6760万円で、3年連続で過去最高。4月から始まる子ども子育て支援制度や登野城小学校校舎新増改築、新火葬場建設に伴う事業費を盛り込んでいる。
一般会計と特別会計を合わせた9会計の総額は450億7099万円で前年度比14%増。
新年度予算に盛り込んだ事業のうち、子育て制度に伴う保育所施設整備費9億2024万円は認可保育園増改築への補助金。登小の校舎新増築事業は14億2539万円、火葬場建設事業は6億9563万円。
一括交付金事業では、南ぬ浜町(新港地区)での人工ビーチ付帯施設整備事業に1億円。
新規では、生活困窮者や生活保護受給者に市の行事開催時の清掃や会場設営などの就労の場を提供する社会復帰支援モデル実証事業に232万円、首都・関西圏の高級スーパーで農林水産物のプロモーションを実施し、販路拡大を狙う農水産物プロモーション事業に485万円を計上した。